朝日米は「幻のお米」

朝日米 岡山 産地直送 幻のお米

現代品種の祖先! 後世に継いでこそ

明治時代に「うまい米」として人気を二分したのが西日本の (あさひ)と東日本の 亀ノ尾(かめのお)でした。ササニシキやコシヒカリをはじめ、現代のお米のほとんどが、この2品種の子孫にあたります。

当社が自信を持っておすすめする 朝日米(あさひまい)は、この「旭」系で唯一の生き残り品種。「遺伝子組み換え作物」「ゲノム編集食品」「改正種苗法」をはじめとする「食の安全」に関心が集まる昨今、朝日米は人工交配を受けていない昔ながらの品種(在来種)として注目を集めています。

半面、栽培期間が長く、栽培そのものが難しく、収量も上がりにくいのが課題。「実ったら 倒れて米粒を落とすことで(脱粒)子孫を残そうとする」「遠くまで米粒を運ぶために 背が高くなる」という原種らしい性質をとどめているため、栽培農家さんも希少なのが現状です。

気候的にも 岡山県南部 でしか育ちません。

以上のことから、朝日米は「幻のお米」と呼ばれています。だからこそ、次世代に 朝日米 を継いでいかなければなりません。

みなさんが安全&美味しい朝日米で笑顔になっていただくだけでなく、農家さんが安心して朝日米を育てられる環境を整え、次世代にも「朝日米があってよかった」と笑顔になってもらいたい。

そんな笑顔のリレーを、当社は目指しています。

大粒で、スッキリと澄んだ味わい

朝日米は 見た目 も 味わいも 現代品種とは違います。

見た目の最大の特徴は「粒」が大きいことです。一般的なコシヒカリと比べると、全長が平均して13%ほど大きめ。炊きあがると粒がしっかり膨らみ、食欲をそそられます。食感も豊かで、噛みしめる楽しみ も大きな品種といえるでしょう。

コシヒカリ vs 朝日米
左:コシヒカリ(精米) 右:朝日米(玄米)
※朝日米は全長が13%長く、体積は28%大きめ。

朝日米は甘みと旨味のバランスに優れ、冷めても美味しい ことから、お寿司屋さんや高級料亭にも人気のお米です。

もち米と交配させて甘みを強化してきた現代品種に比べると、スッキリと 澄んだ味わい で、ネタの持ち味を引き立ててくれるのも、お寿司屋さんに愛される理由。タケノコご飯など、旬の野菜と出汁の旨味を活かした 炊き込みご飯 などにも最適なお米です。

もちろん、毎日いただく 日常品種 としても優れています。興味深いことに「朝日米はアレルギーが起きにくい」という研究結果まであります。このあたりは項を改めてご説明しましょう。


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